2011年3月11日(金) 14:46 ごろ,東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した. 東北岩手三陸沖や宮城県沖,茨城県沖を震源とする巨大地震となった.
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地震によって引き起こされた激しい揺れや大津波により,東京電力福島第1原子力発電所の原子炉使用済核燃料プールを冷却するために必要な外部電源や非常用ディーゼル発電など,全ての電源が失われた. いわゆる,起きてはならぬ電源喪失(冷却喪失)が起きてしまったのだ.
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そして,2011年3月12日(土) 15:36 1号炉建屋が水素爆発した. そのようすは中継され,世界中が驚愕(きょうがく)した.
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東京電力(東電)の懸命な作業にもかかわらず,放射能漏れはいまだにとまっていない. 特に,3号炉に関しては建物の中がどうなっているのかでさえわからない状況が続いている. ふたたび核分裂反応を起こす再臨界に,いつなってもおかしくない状況だ.
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2011年3月12日(土) の1号炉の水素爆発に始まり,2011年3月14日(月) の 3号炉爆発. さらに,2011年3月15日(火)に 2号炉, 4号炉と,つぎつぎに爆発していった.
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だが,より深刻だったのは,事故発生から9日も過ぎた,2011年3月20日(日)の爆発だった(正式には,東京電力政府からの爆発の報告は無い).
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▼技術的な根拠の提示もなく,「ただちに健康に影響はない」,「悪い影響示す数値はない」を繰り返す枝野官房長官(官邸). ▼福島県に視察に入った際には,米国3M製の高密度(N95)マスクを外すことはなかった. ▼事前に,「官邸しか知りえない危険情報から,マスクを外さなかったのではないか」とネット上でも話題となった.
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その2011年3月20日(日)の,大規模な放射能漏れは,風向きの関係で関東圏に流れてきてしまった. さらに,運わるく関東圏は朝から昼にかけてとなってしまった.
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福島第1原子力発電所から流れてきた放射能雲(プルーフ)は,この雨により千葉県周辺で洗い落とされてしまった. 特に,我孫子市(あびこし)から,柏市,流山市,松戸市,白井市あたりの地域の放射線量が非常に高い.
▼茨城県稲敷郡阿見町実穀にも,福島第1原子力発電所の 30Km 圏に匹敵するような放射線ホットスポットが点在している.
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福島第1原子力発電所の事故は,米国の圧力により,レベル7であることを認めた. ▼同じレベル7チェルノブイリ原子力発電所事故と比較しても,200km も離れた関東圏で,高レベルの放射能物質が降ってもおかしくないのがわかる.
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しかし,放射線量のレベルは均一ではない. その時の雲の形や降った雨の量,土地の形で,各地の放射線量に大きな差が出ている. その放射線量の高い場所を,放射線ホットスポットという. 実は,その放射線ホットスポットがどこにあるのかが,あまりよくわかっていない...
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