船橋市若松1丁目の船橋競馬場は,千葉県+船橋市+習志野市で構成される千葉県競馬組合が主催する地方競馬だ. 当初は,千葉市や銚子市も組合に参加していたがすぐに脱退している. 土地や施設は,よみうりランド(関東競馬倶楽部)が所有し,管理,運営もしている. 
その,船橋競馬場の顔となっているのが川島正行(かわしままさゆき)だ. 川島は,かつては船橋競馬場の騎手だった. 一時期,ボクサーへの転向も考えたが,1990年に調教師になった. 川島正行は,NAR(地方競馬全国協会)の最優秀調教師賞を複数回受賞するなどのすばらしい実績を残している. 
川島正行厩舎の代表的な管理馬が,フリオーソ(2004年生)だ. 2011年5月のかしわ記念では,2着のラヴェリータに3/4馬身差をつけて優勝している. 2011年9月23日(金/祝)に,船橋競馬でおこなわれた日本テレビ盃(Jpn-II)では,JRAのスマートファルコン対フリオーソの戦いとして話題になっていた. 
しかし,直前でフリオーソの右前脚が軽い屈腱炎(くっけんえん)になったため,競走除外となってしまった. 2011年11月3日に船橋競馬場でおこなわれるJBCクラシック,2011年12月29日に大井競馬場でおこなわれる東京大賞典への出場のために大事をとったためで休養ではないとしている. 前売りされていた馬券 1250万4800円は,すべて返還することになってしまった. 
このことに対して,競馬ファンからは厳しい声が出ている. 「屈腱炎になってしまったのに,JBCクラシックに出れるのか」 「あのタイミングの取消は,主催者側の意図を感じる」といったもので,「無敵の強さを誇るスマートファルコンに勝てるわけないからって」,「薬物検査が白だったのか黒だったのか教えてくれ」といった声まで出ている. 
2011年の後半になり,新しいサイトを立ち上げました．
